エスペランス 日記

京都市北区の学生マンション・エスペランス・エスペランス2の大家による日記

泣きそうな一日

3月20日

契約満了日を迎えました。二月から始まったお引越し祭も今日が最終日です。

荷物の無い空っぽの部屋で敷金返金の打ち合わせをしながら、入居者さんとお話する最後の機会です。

今年の4回生の方は二回生以降にコロナ禍に巻き込まれ成人式もままならない世代でした。

そんなお話を伺いながら、それでもかけがえのない青春時代の良い時を過ごしておられたと感じ嬉しく、

また成長された姿に頼もしさも感じていました。どなたとも話は尽きないのですが、

鍵を返却して頂き、希望に満ちた背中を見送ります。毎年、慣れず泣きそうになります。

そんな中、先月お引越し済みの、ある入居者さんがわざわざ卒業式の後、

晴れ姿を見せにわざわざ寄って下さいました。その気持ちが嬉しくやはり泣きそうになります。

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