エスペランス 日記

京都市北区の学生マンション・エスペランス・エスペランス2の大家による日記

ひょっこり

2024/03/22

夕方にインターフォンが鳴り、出てみると先日退室されたばかりの入居者さんが立っておられます。

退室時が雨だったので差し上げたつもりだったビニール傘を、律儀にも

わざわざ返しに来て下さったのです。

自分も丁度お見せしたいものがあり、スマホを取り出します。

画面には入居者さんが使われていたキッチンが映っています。

「ピカピカじゃないですか!」

そうなんです。実はこの入居者さんがステンレスの天板を焦がしてしまい、直せるか否かを大変気にしておられたのでした。

ピカピカのキッチンの写真で大興奮(笑)

同じ市内へ引っ越された入居者さん。

お見送りする際「また顔出して下さいよ。」と伝えると

「ええ、もちろんです。」と笑顔で応えて下さいました。

思えば入居時は、親御さんと一緒に引越して来られたつい数日まで高校生だった少年が、四年後には自分一人で引越の手配も済ませて新社会人として退室されていくのです。

濃い四年間なのだと改めて実感しました。